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P

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作家
木根尚登
出版社
幻冬舎
発売日
1996-11-01
ISBN
9784877281373
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P / 感想・レビュー

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とし

地の文がポエム過ぎて肌に会いませんでした。 詳しくはブログで。 http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52323457.html

2017/09/27

まー

あっさりした文章に転校生がペンギンという発想の面白さ。著者はミュージシャンだが小説家としての実績もあり、手にとってみた(TMN好きだったし)。だが読み始めると、文章が粗削りすぎて途中で断念。クラスメートもたくさん出てくるが、際立った人物が出ないまま1章が終わる。ペンギンも哀愁漂うキャラではあるが、魅力を出しきれていない。1章の時点である程度の方向性が見えないと、この先も読み続けようという気力が出ない。発想が面白いだけに、活かせてないのが残念。手放すつもりはないので、機会があれば続きを読んでみようと思う。

2013/04/08

ごぷろ

現代版『風の又三郎』もの。突然中学校に転校してきたペンギン「P」。限りなく純粋な彼と交流することによってクラスメイトの心に秘めているものが浮き彫りになっていきます。不恰好でのろまだけどひたむきで自由なPのことがクラスメイトは羨ましいのかも。風の又三郎と違い、綺麗なだけでなく汚い部分も浮き彫りになっていく所が良いです。また、学校が舞台の小説にありがちなわざとらしい青春像やお涙ちょうだいも一切無く素晴らしい。 最後の坂のシーンはなぜだかわからないけどとても美しい。

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