KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

2/2

2/2

2/2

作家
中島みゆき
出版社
幻冬舎
発売日
1996-11-01
ISBN
9784877281380
amazonで購入する

2/2 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あつひめ

歌手の中島みゆきさんの作品とは知らずに手に取った。徐々に追い詰められていく感じがジワジワしてきて、どうなるんだろう???と莉花の行く末が気になった。車に撥ねられたことで、地元の生活にもぐりこんだけれど・・・え~大丈夫なの?とまたまたハラハラさせられる。双子のもう一人を殺したと口にした大人判断の誤りが、一人の人間をこんなに苦しめてしまっている。ハラハラドキドキがあっけなく幕引きになったけど、そのあと、圭とどうやって過ごしていったかがとても心配になる。ちょっと先が気になるラストだった。

2012/09/01

おかか

中島みゆきさんがライフワークとされている夜会のノベライズ。

2002/01/29

Ayaka

一気に読んでしまった。中島みゆきの歌詞でもよく感じるが、「暗さ」と、人生や人へ抱くべき「希望」の両方が盛り込まれた作品だった。

2013/11/09

ばいきんまん

「一人で生まれてきたのだから」という歌が好き。歌いだしのジャスミンって何だろう?と思っていたが、これを読んで解決。圭の莉花への愛は計り知れない。莉花がどんなにひどい行動を取ろうと、圭は見捨てるどころか彼女の自覚すらない心底にある闇の正体を突き止める。大伯母の言葉に上書きされた記憶に苦しんできた莉花。子どもだから何もわからないなんていうのは大人の思い込みで、子どもはよく聞き、理解し、傷として記憶するのである。今ならスマホやPCさえあれば大抵のことは解決するけれど、私はこんな不便な時代もいいと思うな。

2013/01/20

▼飛蛙▼

綺麗な話なのだけど、多重人格の設定ってなかなか難しいですね。産まれてくるはずの双子の片割れを自分が殺してしまった!って思うのは如何なのでしょうか・・・優しさが足りないのか・・・イマイチ釈然としませんでした・・・ただ最後まで一気に読んでしまったのは事実

2011/11/27

感想・レビューをもっと見る