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作家
桜井亜美
出版社
幻冬舎
発売日
1997-02-01
ISBN
9784877281533
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girl / 感想・レビュー

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ロイヤルミルクティ

★★☆☆☆

2007/12/16

kakao0111

桜井亜美さんの描く若者は寂しくて、孤独で、でもとても綺麗です。過去の傷を抱えたまま生きる、少年少女。私はこの作品の登場人物、ケンジに自分を重ねて読んでしまいました。私にはあの弱さ故の強さはありませんが。この作品の登場人物も、大人になってそれぞれの道をしっかり歩き出すのでしょう。そう思うと、嬉しい反面、何故だか少し、寂しくも思います。それにしても桜井亜美さんはどんな方なのでしょう。携帯小説のようなテーマや文の流れなのに、ロマンチックでデコラティブな文章は誰に向けられたものなのでしょう。

2013/04/05

Lucie

痛い作品。登場人物、全員は何かしらの傷を持っていて“処刑”をするのもある意味その傷を癒す、または紛らわすためにしているように感じる。セックスも快楽のためと言うより自傷っぽい。このやる事全てが自傷的なのがかなり好み。最後はハッピーになったんだろうな〜。桜井さんの作品をこれからどんどん読んでいきたいです。

2018/04/12

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