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白鳥

白鳥

白鳥

作家
村上龍
出版社
幻冬舎
発売日
1997-02-01
ISBN
9784877281557
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白鳥 / 感想・レビュー

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りえ

短編集。9編を収録している。印象的だったのは『そしてめぐり逢い』。ある男性が、かつての高校の同級生でしかも好きだった女性を、意外なもので目撃したという内容。男性の心情かなんとなくわかる気がした。どの短編集も全体的に明るい話ではないが、このような短編集も良いなと思う。

2015/05/10

渡邊利道

装幀がめちゃめちゃかっこいいが、中身はついでで書いたようなテキトーな短編が集まってできた本で、最初の表題作のヒリッとした絶望を突き放す感じや、最後のいかにもバブリーで空虚な感じがなかなか良いが、まあ手癖というか他で展開したものを試しで書いた習作とか使いまわしな感じのする作品が中心になっている。

2019/07/06

Disコ

『人生には修行が必要なのだろうか、だったら人生なんてつまらないと思う。辛いことに耐えたって、いいことなんか何もない』しかし、村上龍って独特のイズム?美学があるな。こんだけ強烈な強さって独特な気がする。こういうむせ返るような強さの小説家ってほかにいるのかな?いたら知りたいなー。

2015/01/11

dynabook77

「ダ・ヴィンチ」「STUDIO VOICE」「Hot-Dog PRESS」etc...で書かれた短編小説9本。龍先生がたくさん書かれた80,90年代特有の恋愛ものばかりだけどもちろん純愛などではなく酷い男たちばかり笑。ソニーのCDブックで発表された3作は良かった。赤川美枝子さん。

2022/08/02

Q

短編集。 表題作はエロくてグロくて暗い話。まぁ全体的にそうですが。 曲にまつわる3つの話は良かったです。 あとがきにいつも心惹かれる。 村上龍の作品はあまり好きではないが村上龍は好き!という複雑な感想を持ちました。逆だと腑に落ちるというかよくある話ですが。。

2016/08/17

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