かくし念仏
かくし念仏 / 感想・レビュー
さといも
図書館本。力作です。1ページ2段仕様で600ページ超え。今回はアイヌ、仏教、安藤昌益、食、隠れキリシタン、かくし仏について勉強。論文を巡る連続殺人事件、水野の元カレが大麻で変死する事件、日下部の妹が行方不明になる事件、この3つの事件に共通するキーワード、黒幕は?3部構成になっていて正直1部は勉強ばかりな感じがしてなかなか気が乗らなかった。けれど2部からの追い上げが凄かった。ずっと読んでいたいくらい面白かった。最後に日下部さん、色々鈍い人よね。
2017/05/02
散歩いぬ
アイヌの血を引く大学准教授が「安藤昌益」をキーとした事件に巻き込まれつつ真相を求める。 ミステリとしては、伏線・決着のつけ方に納得いかないものの、元禄時代の医師であり思想家の安藤昌益と、アイヌ・浄土真宗・キリシタンなどの大きな関わりの考察が魅力的。長編ながら飽かずに読ませる吸引力がある作品。
2010/03/04
ソーダサイホン
かなりの長編。そのせいか多少齟齬がみられる。しかしそれを差し引いても面白く引き込まれる。
2009/02/25
noekure
力作なんだろうけれど、イマイチ。
2015/10/01
Ranko Taguchi
100
2004/01/01
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