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水の通う回路

水の通う回路

水の通う回路

作家
松岡圭祐
出版社
幻冬舎
発売日
1998-11-01
ISBN
9784877282653
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水の通う回路 / 感想・レビュー

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zanta

219/8/14/2016 幾層かに分かれて謎があるんだが、どの謎も興味深く、引き込まれた。一番表に出ている謎については、そういうことなんだと拍子抜けするくらい身近な話で大仕掛け感とのギャップも面白かった。そして題になっている言葉とそれの現す問いかけ。それは幼い日には誰もが一度は思う事なんじゃないかと思うが、勿論正解を提示する事はないけど、考える縁は与えられているように思う。深くも浅くも楽しめる佳篇。

2016/08/14

Akiko N.M

全国に一斉多発した子供たちの異常行動。 なぜか 「黒いコートの男が襲ってくる!」と 自分の腹を刺した事件や、転落事故、 プールで溺れる子や 吐き気やめまい、倦怠感を訴える子ら。 共通項は、前日発売のゲームソフト。 大人気アクセラシリーズの新作、 「アクセラⅣ」をプレイしていたこと。 ゲームのプログラムに仕掛けが? 疑いは新進気鋭のゲーム会社フォレストにかけられる。 子供の為にを理念としてきた社長・桐生。 真実を探す厚生省、教育委員会。 そして失踪した開発部部長。 二重三重の罠は 誰が何のためにはったのか

2015/01/17

ねぎまぐろ

★★★★

2021/09/26

うにせん

水の入った袋。水の通う回路。誰しも一度は考えたことのある死とは何かという問いは、今の回路では解明できない。小さい頃に恐ろしくなったことを思い出した。そして今も、津久井と少年のやり取りを読んでいてなんだか怖くなった。話は細部までとても面白かった。将棋のからくり、津久井の浮気の真実、本当の黒幕…。まさかあれが原因で200人以上もの子供が同じような幻覚を見るなんて、と思う部分もあるが、卓也のように狂言としてマスコミの影響を受ける行動は、いかにも現実にありそう。いつかは、死後の世界も解明される回路になるのかな。

2013/08/30

cochon_voyage

衝撃的なプロローグに反し、途中からチョーだる!後半飛ばし読み。期待外れ!登場人物もセリフがクサくまるで大根役者みたいでまったく魅力なし!時間ソンした!

2015/08/30

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