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童話物語

童話物語

童話物語

作家
向山貴彦
出版社
幻冬舎
発売日
1999-03-01
ISBN
9784877282929
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童話物語 / 感想・レビュー

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七色一味

読破。まずこれを1冊とカウントするのはなしでしょ!上下二段組500頁超ってことは単純計算するとほぼ1000頁超え。通常の文庫本3冊分じゃん。とまぁそれだけの大長編ながら、全くもって飽きさせない展開のハイファンタジーです。そして、タイトルからはちょっと想像しがたい無慈悲で残酷でもある、いやもうそれだけしかないんじゃないかと言う感じからのラストは、全てが破壊されて純粋な真っ白な(それとも透明な?)ものが残る、そんな物語です。設定ではこれでも全体の一部ということらしいですが。あ、ネタバレか?(笑)オススメです。

2016/04/04

みっこ

お気に入りさんの感想から。実はファンタジーは苦手です。この作品も半分くらいまではなかなか進まず、苦戦しました。でも後半、ペチカが西に向けて旅を始めるくらいからもう夢中に!あっと言う間に読了しました。ずっと一人ぼっちだったペチカ。旅の途中で優しい人たちに出会い、少しずつ変わっていきます。ここでは誰もが変わることができる、というフィツの言葉が印象的。後から読み返すと、ものすごく細かく作り込まれた世界観!再読したら新たな発見がたくさんありそう。オルレアとハーティー夫妻の優しさが大好き。あんな人に、私もなりたい。

2015/02/07

Norico

表紙や中の絵が絶妙に怖い…。中身はしっかりとした異世界のファンタジー。厚めだし、2段組だし、結構時間かかるかと思いきや、あっという間に読み終わりました。何しろ守頭がこわすぎて。塔の中、どうやってルージャンに追いついたのかなぁ?一年間で迷路制覇してたのか??最後までほんと怖かった。おばあちゃんは金の雨で生き返って、またペチカと会えるかな?ロバのテディも生き返ってたらいいな。

2015/09/09

たるき( ´ ▽ ` )ノ

ファンタジーのなかのファンタジー。 なかなかここまでいい本はないと思う(*´∇`*) 今まで読んだなかで、いちばんって言い切れる素晴らしい作品。 夢を与えてくれるけど、ちゃんと現実もみてるかんじ。 この本にであえてよかった…(*≧∀≦*) 単行本は絶版になってて、文庫しか持ってなかったけど、古本屋を探し歩いて見つけた!!! 保存状態がとてもいいから、新刊みたいで大満足♪ 一冊しか手元に本を置いておけないってなったら、迷わずこれを選ぶ。 あたしもルクル食べてみたーい(*´∇`*)

がぼ

傑作ファンタジー。真っ赤な森やたくさんの塔の聳え立つ街、無数の水路の集結する水門に忘れ物の集う世界の果てとよくもまぁこれだけぽんぽんと幻想的な情景が思いつくものかと感心する。どのキャラクターも生き生きとしてて非常に魅力的で、特に主人公ペチカの成長っぷりにはぐいぐいと惹き込まれる。美しい情景描写に名台詞のオンパレードで後半もうボロ泣きしてしまった。この本に出会えて本当によかったと思う。

2011/12/19

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