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螢の橋

螢の橋

螢の橋

作家
澤田ふじ子
出版社
幻冬舎
発売日
1999-10-01
ISBN
9784877283339
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螢の橋 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

『幾世の橋』『見えない橋』、『もどり橋』、『天空の橋』と、タイトルに“橋”がつく澤田作品は名作ぞろい。作者が人と人が出会い別れる“橋”に思い入れがあるせいか。この作品は、作者としては珍しい江戸前期(家光時代)の京を舞台にしている。作品の随所に、戦乱の終息と新しい政治体制の確立を感じさせる場面描写があり、作品の大きなテーマとなっている。

2004/02/21

山内正

胸の前から下を手拭いで隠し女は 湯船に入る 何か起こります早うと盲の彦市が 男は湯船にいる 十四郎も褌になる 流し場の百目蝋燭の灯りがボヤッと 灯す 仄暗い中で女達はたち膝で洗ってる 三助は妾の女に腰の辺りを 擦ってと あぁええ気持ちと 三十女が湯船に入る 男も潜り込む きゃあと声で 周りは驚く 胸を刺され湯船に浮かぶ 逃げ出した男を褌姿の十四郎が追う 路地まで追い人質を躱し腹を突いた 梅の湯の前でお鈴と言う女が 私が狙われたと明かす 商家の若旦那に付け狙われ 人を傷つけ島流しの後帰ったと 間違えあの女を

2020/08/12

ノリコデラックス

最後ページも少ないのにどうなるかと思ったらあんなだった・・・。中盤あたりから色々ぐっとくる。

2012/02/17

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