地獄からの生還 (幻冬舎アウトロー文庫 O 9-1)
地獄からの生還 (幻冬舎アウトロー文庫 O 9-1) / 感想・レビュー
africo
梶原一騎の自伝エッセイ。初版は死の3年前1984年。獄中のこと、女のこと、大山倍達やアントニオ猪木のことなどの他に、死の原因となった膵炎の闘病のことも書かれているが、そこは梶原一騎、いかにも昭和的な"男"の世界である。おっさんの自分が見ても現在の感性からすれば全くよしとされるものではなく、もはやダークファンタジーの世界。極真とプロレスの話も、女の話も自慢話もとにかく胡散臭い。ただ、ウンザリしつつ、また、オイオイと思いつつ、定期的に昭和の"男"成分を補充したくなるのはやはり自分も昭和の残党の証左なのだろうか
2022/08/25
がんばれげんき
他の梶原本と比較して、自伝として書いている割には、あっさりしている。人物評としては最高に面白いが、関わりたくないと思える
2020/07/08
コウザイ
著者の人柄がダイレクトに飛び込んでくる。それは仕事や空手の豪快なエピソードだけでなく、文体から伝わるほうが大きい。がっつり本人目線の本で清々しい。
2012/10/14
Koji Koike
本屋でこの恐い人はだれだろう?と思わず買った本。 これまで読書に興味が無く活字アレルギーだった私を変えてくれるきっかけとなりました。留置所で吉川英二の宮本武蔵を読んで人生が変わったとあったので、この後、宮本武蔵を読んでみました。読み終わった後、本が読めるようになった。
康
大山倍達
2019/12/22
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