ジゴロ (幻冬舎アウトロー文庫 O 4-3)
ジゴロ (幻冬舎アウトロー文庫 O 4-3) / 感想・レビュー
世界
スーツはアルマーニ。社用車はフェラーリ。 そんなバブリーな世界に二人の『ジゴロ』。 女を弄び、他人に弄ばれる波乱万丈な二人の男の話。 二人は確実に不貞だが、どこか純粋で、筋は通っていて、憎めない男たち。 作者もロックンローラーで、実際作者の作品には珍しく登場人物に実際のモデルがいる、とのこと。それを考えてみるのも面白いかもしれない。
2019/04/11
ももんが
親本は92年刊行。うわ、バブリーだと、思わずのけぞっちゃうような時代性。語り口。まあ、いま読んでもそれなりに読ませるし、いま売れてるような作品が15年後にどう読まれるかと、想像する手がかりにもなったりするからおもしろい。
2008/12/04
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