アジアの少年 (幻冬舎文庫 こ 8-1)
アジアの少年 (幻冬舎文庫 こ 8-1) / 感想・レビュー
HIRO1970
☆★★小林さんの本は何冊か読んでいますが、(ほとんど写真なのですが・・)個性的ですごく壊れやすそうなナイーブな印象を持っています。今回もアジア各地を経巡っていますが、タフでなくとも行けるんだという気持ちになれる感じがします。僕も中国で上海に戻ればほっとするし、香港やバンコクだったらほとんど日本に帰ってきたのと同じような気持ちがしますが、そんな本音を曝け出している感じがいいんじゃないかなと思います。ストレスが殆どない文章と写真はあまりパンチはありませんが心地良いものですね。何となく読んでみたくなる人です。
2013/11/23
sumikko
△写真と短い文章で構成されていて、叙情的な印象。淡泊でを行間や写真から感じ取らないと良さが理解できないのだろうが、それができなかった。
2015/12/29
FreakyRider
ちょっと感傷的に過ぎないか?他の国のバックパッカーとの交流も出てこないし、英語が苦手だったのかも。ま、でもそれだけに、旅のけだるい感じ、無駄に辛い移動なんか思い出した。最後のほうにはガンガーのガートの写真。あれだけ辛かった場所、その写真を見せられると、そこに居たんだって思いが複雑な、でも嫌じゃない感情を呼び起こす。原風景になったんだろうな。”「とりあえずバンコクに逃げたい」それが、たった今の切実な願いだ。毎日毎日、カレーばかりの食事、ほこりだらけの町・・・”
2012/07/07
B&M
旅情・センチメンタル。
2011/02/14
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