ディオダディ館の夜 (幻冬舎文庫 い 9-1)
ディオダディ館の夜 (幻冬舎文庫 い 9-1) / 感想・レビュー
ハル
深い夜の闇に閉じられ、霧に囲まれた地。美晴沢。作者のホームグラウンド、心の故郷、のような場所(笑) 以前に読んだ「竹馬男の犯罪」の天幕荘の舞台も、ここ美晴沢だった。因みに、大好きすぎる話の一つ。 こちらの舞台は、湖畔に建つディオダティ館。レマン湖の畔、ディオダティ荘での語らいから生まれたモノ達へのオマージュに溢れている。 初期の頃に書かれたもので、分類に苦労するとご本人は後書きで書かれていたが、怪奇と幻想性は十分過ぎる程に健在。日本なのに、欧羅巴の夜の闇の住人達が当たり前のように在る地、美晴沢。魅力的だ。
2020/06/24
たぬ
★5
2015/04/13
縛の場
スピーディ。ミステリ部分の仕掛けは予測がつきやすいが、正体を突き止められるとは思えない。その辺りは、ホラー的かと。現実へと落とすやり方は『竹馬男の犯罪』同様。
2012/04/25
てっちゃん
1999年7月5日に読了
ニョンブーチョッパー
◎
2003/05/27
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