アリスの旅行小説集 (幻冬舎文庫 た 5-3)
アリスの旅行小説集 (幻冬舎文庫 た 5-3) / 感想・レビュー
ロイヤルミルクティ
★★☆☆☆
2010/10/27
A10
旅人、と呼ぶには中途半端な、けれどその国からしてみれば確実に異邦人である登場人物達のどこか逃避行的な風景が、不思議な親近感を覚えます。小説の最後には、著者自身がその地を訪れた印象や感想などが載っていて、リアルな感じがします。(小説の根拠というかルーツが見える気がして)個人的には『ジェノヴァの猫』と『ピアスの痛み』が好きでした。
2009/11/01
みん
旅行物のエッセイかなと思って買ったが、ちがった。でも、海外の雰囲気はうまく伝わってきた。かといって、この本を持って海外の国に行こうとは思わない。短編なので、通勤中に読むには便利だった。
2017/08/28
barcarola
タイトルに惹かれて。が、想像していた内容とは大分異なった。良かったのは「ソカロを見下ろすカフェ」かな。
2016/04/15
Chipiyo
その国の太陽の色や空気のにおいが伝わってくる短編集だった。「菊花茶のような十六歳」「鯨」「ソカロを見下ろすカフェ」「巨大な象の目」「女神に抱かれにきた女」がすき。
2014/07/25
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