デジタルな神様 (幻冬舎文庫 わ 1-4)
デジタルな神様 (幻冬舎文庫 わ 1-4) / 感想・レビュー
緋莢
1日の予定にあわせて、最も適格な行動、効率的な方法をアドバイスしてくれるヘッド・ギア“アドバイザー”は、多くの人にとって欠かせないものになっていた。アドバイザー通りに行動する僕だったが、ナイフを持った男に脅され、アドバイザーを奪われてしまい・・・表題作やオウム事件を予見していたとして話題となった「国境」、ハイテク医療や人間飼育シュミレーション、遺伝子組み込み技術などを題材にした34編のショートショートを収録したシリーズ第3弾。
2015/01/12
あーさー
私が読んだのは99年発売の文庫版でしたが、単行本は95年に発売。数年後のデジタルがらみの近未来を描いたショートショート集で、ブレることのない「シニカルな目線」で物語が綴られていきます。ホント、作者の先見性には驚かされます。
2022/11/07
ああああ
携帯電話を誰もが持つようになり、アイモードができた頃に出版された「近未来」のSF短編小説集。2014年現在、幾つかの話は(失礼なことに)ただの短編小説となってしまっている。そのことが一層著者のセンスと話の面白さを感じさせる。「大竹まことのただいまPCランド」見てました。
2014/03/30
はま。
どの話もオチが予想できず面白い。
2013/09/22
リショア
SFショートショートです。 さくさく読めてこのシリーズは好きです。 最新技術をモチーフとした近未来SFなのですが、 15年以上前なので、すでに普通の風景になっていたりも。 この中では「国境」が好きです。
2012/06/09
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