全日本じゃんけんトーナメント (幻冬舎文庫 せ 2-1)
全日本じゃんけんトーナメント (幻冬舎文庫 せ 2-1) / 感想・レビュー
緋莢
三千万通(一人二通まで出すことが出来る)の応募があった「全日本じゃんけんトーナメント」。決勝トーナメントに勝ち残ったのは、僅か1024人。その中には、気弱で不運な 木村彰一がいて…“じゃんけん”での勝負を題材にした珍しい作品。98年刊行なので『賭博黙示録カイジ』より後ですが、あちらはカードを使ったもので、残っているカードが 鍵となってきますが、こちらは、バトルカプセルと呼ばれるものの中にはいり、グー、チョキ、パー、何を出すかを選ぶという通常の“じゃんけん”に近いです(続く
2020/10/11
ソラ
内容(「BOOK」データベースより) 運が確率を支配し、運の強い者が確実に勝ち上がる「全日本じゃんけんトーナメント」。負けたいのに負けられない、気弱で不運な木村彰一は自らの運命に弄ばれて、残念ながら決勝トーナメントに勝ち進んできていた。この強(凶?)運の正体は?グー、チョキ、パーの論理で運の謎を解き明かし、運命を支配しようと試みる空前絶後の新世紀ミステリ。
2010/07/09
ゆう飯はんちゃーはん
じゃんけんの大会に、お姉さんが勝手に応募。嫌々でることになった中学生。負けたいのに負けられない。勝ち進んでしまう展開がおもしろい。
2020/09/13
danskblomst
結局すべてが計算し尽くされていました。この世界の運も実は運じゃなかったりして。
2011/03/04
シュエパイ
結局、心や信頼の問題なのか、ロジックの問題なのか。あぁ、こーいう、結論なんか些末なことで過程の書き込みにこそ意義があるはなし、久々に読み返しましたがやっぱりたのし
2010/08/08
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