Love ash (幻冬舎文庫 さ 1-12)
Love ash (幻冬舎文庫 さ 1-12) / 感想・レビュー
aof
懐かしの小説、第2弾w 桜井亜美はほんとに10代の頃の痛々しさを甦らせてくれる作家だなぁ。 なんでかわかんないけど、惹かれる。なんだかわかんないけど、癒される、、、みたいな、深淵に触れることさえしない、表面を撫でて満足するような、格好だけの世界観で生きてた若い頃の自分に重なる。 そんで、それは今のわたしに対しても、根本は変わってないんじゃないの?!と刃を突き付けてくる感じさえする。 そういう意味では、読み継ぎたい本かも。
2020/03/14
しんどう
物語の流れは確かに唐突でやりきれなく、純粋に報われる事もない、楽しんで読めたもんでもない。だけど、心に一時的でも、亀裂を感じるほどの話しだった。理不尽なまでに響に襲いかかる現実、その現実は『世間』『社会』と、そんな曖昧なものではなく人間なのだ。響の命を救った人はいたけれど、他は共感性の欠片もない我執のためだけに、欺瞞の自由を主張する人間だった。自分の物差しなんて他人からしたら糞みたいなもんで、相手の物差しを見つめ、相手を感じて、触れてあげたい。響がどうか、見つけた光の主に包まれる事を願う。
2011/06/22
4545
初めての桜井亜美。幻冬舎文庫で何冊もでているので気にはなっていた作家。 引き込まれるように読んだが、エンディングは、なんだかなぁ。甘っちょろい気がする。まぁ女性向けの作品なのかも。SFと言うかファンタジーと言うか。
2002/02/24
saemo
★★☆☆☆ 『孤独』を『孤独』って言っちゃダメだと思う。でも、ときどきどうしようもなくこういうジャンクフードを食べたくなる。
2009/12/06
いくっち@読書リハビリ中
アナログとバーチャル、色々な種類の人間達、自分が自分であるという証明されるデータがなくなったとき自分は自分であるのか、薄いペーパーバッグの中にありとあらゆるものが詰め込まれている。
2000/07/13
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