日々ごはん 7
日々ごはん 7 / 感想・レビュー
ホークス
料理家高山氏の2005年3〜8月の日記。相変わらずよく飲みよく食べる。読んでいるとお腹が空いて仕方ない。やっぱり日記は楽しい。お腹がゆるくなると分かっていても筍を食べちゃうとか、こんな情景は日記だから味わいがある。夫婦でのフランス行きから帰って、箸派のスイセイ氏(夫)が「ナイフとフォークで食べる旨さもわかる」と言いだす。なるほどと思う。味覚は頑固と言うけど、何かのきっかけで変わる場合もあるなと合点した。一人で食べる時は誰かと食べる時と違い、味がドーンとストレートにくるという気付きも分かる気がした。
2018/10/31
ぶんこ
日々ご飯も4冊目。 相変わらず夫婦仲が良くて気持ち良く読めました。 タクシーの中で吐きたくなった時、自分の鞄に吐かせてくれたスイセイ。そんな夫に、「自分は何をしてあげられるだろう」と考える高山さんにグッときました。15年前の洗濯機を買い換える時の迷い方に、堅実な生活が垣間見得て好感度アップ。何てことの無い日記なので、4冊目ともなると、少し飽きてきましたが、それでも止められません。 後2冊手元にあります。楽しみです。
2014/06/25
のぼる
スイセイさんの言葉「忙しい人には、春は来ません!」が印象的。普段家族のごはんを作っていて、一人だとおいしく作ろうとさえ思わないとこ、わかるなあ。遠距離恋愛時代の電話のエピソードも素敵。虹を知らせてくれる下の階の男の子、なんて可愛らしいの!「毎日ごはんを作って食べていると、完ぺきな献立に飽きがくる。」そうかも。高山さんはいつもスイセイさん作の料理をべた褒めして書くが、好きな人の作った料理だからだと思う。なのに、毎年誕生日を忘れられているスイセイさん…。相変わらず自然な空気に溢れている本。
2013/06/19
yomite
実生活ではない、手続きのあれやこれやで、忙しく終わった一日の寒々しい気持ちは、すごくよくわかる。そういう事務的手続きを、何てことなく、てきぱきやれる人ってすごくうらやましく思っていた。みんながてきぱきできるんだとも思っていた。そんなわたしと同じような人が、他にも居るのかと知ったら、安心した。高山さんの普段の普通の開けっ広げなスタイルが、わたしはわたしでいいのだな という自信と安心をくれる。
2010/07/04
ヒグフミ
2007年なんかハマッてずっと読んでた。高山先生が読んで面白かった本が載ってるところも好き。
2007/06/18
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