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日々ごはん 8

日々ごはん 8

日々ごはん 8

作家
高山なおみ
出版社
アノニマ・スタジオ
発売日
2006-12-01
ISBN
9784877586454
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日々ごはん 8 / 感想・レビュー

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ホークス

この日記も8冊目。料理家はクリエイターだから、貪欲に吸収して自己更新する必要がある。一方で繰り返し食べていける、大地に根付いた様な料理にも著者は惹かれている。この乖離がオリジナリティの源だと思う。夫のスイセイ氏もまた強い創造性と肉体性を併せ持つ人物と捉えられており、似た者夫婦と言えるかもしれない。料理は野菜使いが益々巧みになってきた。「ひじきと水菜の白和え」とか「大根と青じそのみそ汁」とか、どんな味なんだろう。自分も加齢と共に、身体の為という訳でなく野菜料理が好きになってきた。

2019/04/25

ぶんこ

アムプリン、沢田マンション、ともすけ弁当。 何度も検索をかけたり、読みたい本を登録したりと忙しい。 夕ご飯をお菓子で終わらせてしまうという読者に、「なにも無理して料理を作るひつようなんてないし、食べ物というのは体のためだけではなく、心の栄養でもある。」料理家なのに、こういうゆるいところが大好きです。 仲良しご夫婦、スイセイさんの個展が開かれた前後を読んで、スイセイさんが高山さんに甘えているんだなと気付きました。

2014/06/25

mame

まったり読むのにぴったり。淡々とした日常と普通の献立だけど、ちょっとした合わせ方のヒントがあるのが好き。

2024/10/15

Муми

発明家のご主人の存在(特に収入)が気になるところではあるが、なおみさんの心の拠り所なのはとても伝わって来る。夫婦はバランス良く出来ている。ただの日記と夕飯のメモなのに心にぐっと入ってくるのは何故だろう。

2017/02/03

リタ

高山なおみさん、やっぱり好き。冬の縁側でひなたぼっこしてるみたいな安心感とあたたかさ。ゆっくりと変化してゆく生活を楽しむ心を彼女は持っている。泣いたり、イライラしたり、うまくいかないことも、人生の一コマとして受け入れて肯定するおおらかさと芯の強さが彼女の魅力だ。とても愛すべき料理家さんです。

2014/04/26

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