帰ってきた 日々ごはん〈1〉
帰ってきた 日々ごはん〈1〉 / 感想・レビュー
野のこ
高山さんの日常は季節の移り変わりを感じさせてくれる文章が多くて好きです。「水たまりに雨の雫が落ちる音が心地よくて子守歌を聞いているように寝入った」なんかいいなぁ。大家さんのドングリの木が繰り返し出てきたのは1年の巡りを感じました。お仕事も山の家もお料理もコツコツと。私も一歩一歩頑張ろうと元気になれました。
2017/05/05
Sakie
高山さん、五十路の記。日記エッセイの途絶と再開のいきさつを、スイセイさんが客観的かつ端的に巻末にまとめている。スイセイさんの見解を直接に聞くことはないので、貴重なものを読んだ感じがする。高山さんとスイセイさんの出会いはそのまま現在の仕事と生活、つまり暮らしの全部につながっている。歳を取った自分たちの姿や、山の家での暮らしなど、未来を想うのは人の心に普通のことだ。未来から見れば幻であったとしても。さらにりうさんの結婚、孫たちの世話。産んでないのに育てる役回りがあるというのは福がある。と思うのは私の願望か。
2021/06/06
窓(。-_-。)
高山さんの日々ごはんシリーズ好きです。Kindleunlimitedにて再読。
2023/12/19
鯖
日々ごはんシリーズ大好き。毎日のごはんとちょこっとした日記。のんびりゆったりとした空気の流れがうらやましく、まぶしい。私も日記までは書けないんだけど、手帖の日付ごとにだいたい夕飯に何を作ったか、食べたかを書いてある。そうすると見返したときに芋づる式にどんな日だったか思い出せて楽しいんだよね。またずっと続きますように。
2016/10/02
きりぱい
『日々ごはん』をやめたのは続けるのがしんどかったからで、重いものを吐き出すのに書いたのが『高山ふとんシネマ』『今日もいち日、ぶじ日記』等の4作品で、それですっきりしたからまた『日々ごはん』に帰ってきた、というようなことをスイセイさんが日記(年記か)に書いている。「スイセイ解説ごはん」。何気に高山なおみの歴がまとまっていたり。
2016/05/15
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