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猫曜日だから: 日友靖子詩集 (ジュニアポエムシリーズ)

猫曜日だから: 日友靖子詩集 (ジュニアポエムシリーズ)

猫曜日だから: 日友靖子詩集 (ジュニアポエムシリーズ)

作家
日友 靖子
藤城清治
出版社
銀の鈴社
発売日
1987-09-01
ISBN
9784877860462
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猫曜日だから: 日友靖子詩集 (ジュニアポエムシリーズ) / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

童話作家の日友靖子さんの初の詩集らしい。作者があとがきで「童話を書いていたのでストーリーのあるものが多くなってしまった」と記しているほどには物語性は感じなかった。どちらかといえば歌の歌詞のような音楽性を感じた。残念ながら、あまり響いて来ない詩もあったけど、『蟻は血をあびて』という詩は良かった。交通事故を目撃した蟻が人間の文明をシニカルにみつめる内容で、「おらたちは新しくならない。古くならない」と誇らしげに語る。進化を求めなくても生きていけるというのは、一面の真実かも知れない。

2016/01/24

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