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ことばの食卓

ことばの食卓

ことばの食卓

作家
武田百合子
出版社
作品社
発売日
1984-12-01
ISBN
9784878931079
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ことばの食卓 / 感想・レビュー

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アカツキ

エッセイ集。小さい頃の著者の家に来ていた牛乳屋さんがちょっと怖い。最初は可愛いカードだのハンカチだのプレゼントされて気に入られているんだなと思う程度なんだけど、下校時に待ち伏せしていたり、学校の金網に顔を押し付けて体操している著者じいっと見つめているのは…。赤マントの噂に時代を感じる。キャラメル箱の工作と兵隊さん「キャラメル」はちょっと切ない読み心地、不味いオムレツ「夏の終わり」は笑った。腹ペコのお客さんたちも三口で手が止まる××味のオムレツ。

2021/11/20

relaxopenenjoy

作品社ハードカバー、一九八四年発行判にて。寝る前に少しずつ読みながら微睡む。最高に幸せ。百合子さんの言葉に酔いしれる。枇杷は先に亡くなったご主人との思い出が切ない。花の下のうなぎが好きなお婆さんは百合子さんご本人かな。野中ユリさんの装画(銅版画かな?)も良い。(文庫版の登録から記録し直し)

2017/11/17

茶坊主

かなり古い本だけど、他館からお取り寄せ。 「私的読食録」で角田光代さんがこの人の「富士日記」を紹介されてたのに刺激されて。 幼少期の記憶から、最近の自分の周りのことまで。 あまり食には興味なさそうな著者だけど、友達の家の様子とか、人の様子がありありと目に浮かぶような描写がすごい。 ディティールに凝ったオムレツ屋のオムレツが、「まずかった」のは、笑っちゃった。 作者のせいじゃないけど、27ページがなくて、29ページが2回ある、という乱丁にはもっと笑ったけど。

2018/04/29

レビ

子どものころの思い出がよかった。

2017/03/08

蝶澤

枇杷のはなしがよかった。あとアルバイト

2010/12/10

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