ミステリ-・ランドの人々
ミステリ-・ランドの人々 / 感想・レビュー
有理数
様々な探偵小説・推理小説に登場する探偵役計50人の解説と考察、川村湊、松山巖によるミステリー史とミステリ論を収録。探偵の解説はがっつり書いてあるのかな、と思ったら一人当たり3ページほどでがっくりしたけれど、時折鋭いことが書いてあり、イラストもあるので、なかなか面白かったです。ミステリー史、ミステリ論もこういったことには明るくないので勉強になりました。発刊が1989年と、まだ新本格世代も現れていない(本書で一番新しい項目は島田荘司)という時期のものなので、当時のミステリ界隈の雰囲気がわかって面白いかも。
2015/06/21
Lily ※amazon不買運動中
宇野亜喜良のイラストが素晴らしいし、昔はこういう良い本がたくさんあったんじゃないかと思う。
2014/06/15
感想・レビューをもっと見る