背中のない日本: 孤客記
背中のない日本: 孤客記 / 感想・レビュー
shiaruvy
【1995.09.30 初版】 セイゴウ先生の御本は押し頂いて粛粛と読む。
2017/08/07
非日常口
91年9月~93年7月までの世相を見るのにちょうど良い。ソ連が崩壊したときだ。面影をBildといい、ミームを追う。「憎悪の期限は国境にある」と引用しているが、新自由型帝国主義が突き進む現在、この一文は何よりも思ひ意味を持つ。神に個性がなくなるとはインフレ状態なのだろう。宗教の自由とは宗教と知識から離れることだ。すると、何かが近くなる。逸格に向かう境の民だ。行政と巡礼が国民を作るが、意味の生態学は国境をまたぐことはない。稼ぎと務めの分をわきまえよう。間違えは直す。ヴァルネラヴィリティと過疎問題はそこにある。
2013/01/09
Akito Yoshiue
20年以上前に出た本だが、今につながる話題も多くて興味深く読めた。
2013/12/06
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