東北学 (vol.2)
東北学 (vol.2) / 感想・レビュー
エリック
民俗学、文化人類学、考古学、冒険家、小説家など多岐に渡る専門家たちが、新しい気付きや期待される視点が次々と生まれる対談を繰り広げ、各々のテーマに関する研究発表や経験談を持ち寄る、読む良質なシンポジウム、学会のような雑誌。東北学とはいうが編集者の姿勢通り取り上げられる範囲は東北、ひいては日本に留まらない。自身の関心がテーマになっている巻をを読むだけで、更に自分がその中のどこに関心を持っているのか知ることができる濃厚な入門書のよう。他の号にも自身の関心事と一致するテーマのものがあるので、是非拝読したい。
2016/08/07
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