森の妖精ティタの旅
森の妖精ティタの旅 / 感想・レビュー
やすらぎ
「ひとつの花咲かせるために何枚の葉っぱがこの世に生まれるのだろう」テムズ河に映る夕焼けを眺める森の妖精ティタ、言葉の旅。この星に巡りあえた幸せ。どんな小さな種子も大地の力でやがて草木に変わる。「花より早く生まれる茎よ花より早く枯れることなき君を見ており」花に憧れる私たちも支えられて今がある。子とともに親リスのまるい足跡がいくつも重なる。花畑はみんなのもの。この青い空はたったひとつのもの。慌てずにあなたはあなたのままを灯せばいい。慈しみの日々からほほえみが生まれ、誰の心のなかにもある自然体に花は届けられる。
2024/02/11
Ryo
図書館。地球愛護の観点から作られた絵本かな。文章が俳句っぽいなーと思ってたら本文の方、歌人なようで、全編俳句で語られる絵本でした。かといってそれに捕われ過ぎず、字余りも多く(笑)むしろさらっと読みやすく、シンプルな分考えさせられる所もあると思う。良書でした。でも「ユイヤクス」の意味ってなんだろう。調べてみたけどわからなかった…。
2013/07/26
crane155
ひとつの花 咲かせたるために 何枚の葉っぱが この世に生まれるのだろう I wonder how many leaves brought to bear in this world to make a fl blossom.
2020/08/14
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