日本の名随筆 (別巻74) 辞書

浦井

図書館の片隅にひっそりと並んでいるこのシリーズが気になっていた。辞書に興味を持っていた時期にちょうど本書が目に入った。誰かが読んだ形跡があってちょっと嬉しい。全部は無理だったが3分の1くらい読んだ。紅葉がもうすぐ死ぬとわかっていて高価な辞書を買ったエピソードが印象的。

2016/08/07

ご〜ちゃん

「君は辞書を読みますかね。」「私は悦んでそれを読みます。」という会話から両人の親しい友情が成り立った、というエピソード。 色々な方によって書かれた、辞書に対する文章を集めた、柳瀬尚紀さんのセンスが光っている。 辞書を「読み物として」頭から読んでみたいと思った。

2023/10/09

Translater#6

辞書にまつわる体験談、エピソードを故・柳瀬尚紀の編によりまとめた1冊。お題が辞書だけに筆者はどれも名だたる作家、文筆家。味のある文章が多く、しかも辞書そのものや文字、言い回しにまつわる興味深い逸話がいくつも紹介されているので、読んでいて飽きない。大野晋と五木寛之のが気にいりました。

2018/02/13