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日本の名随筆 (別巻80) 競馬

日本の名随筆 (別巻80) 競馬

日本の名随筆 (別巻80) 競馬

作家
高橋源一郎
出版社
作品社
発売日
1997-10-25
ISBN
9784878936609
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日本の名随筆 (別巻80) 競馬 / 感想・レビュー

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秋 眉雄

競馬には僕の好きなもの、例えば映画やロックやプロレスやその他あらゆるカルチャー・サブカル問わず、決定的に違う所があります。それは、その馬に・そのレースに・その騎手に、要するにその時代そのものにリアルタイムで立ち合ったか、立ち合わなかったということが思い入れの度合いを決定的に決定するということ。左右するということ。後追い・跡追いしたものは決して血を逆流させないということ。寺山修司や山口瞳、伊集院静などそうそうたる書き手のどんなにシビれる文章でも、それは変わりません。そういったことをあらためて思いました。

2020/01/08

futabakouji2

高橋源一郎って競馬も好きだったのね。それにしてもオグリのラストランに❤の印を打ったのは吹いた。オグリキャップの5歳秋の凡走ぶりを見て当時の子供の感想に笑った「今のオグリキャップは別物で本当のオグリキャップは誘拐された」こんなこと書かれてしまうくらい不調だったのだな。なおさらラストランは奇跡だと実感した。

2019/04/18

六波羅

競馬に関する随筆のアンソロジー。読んでるだけで血湧き肉躍る。心底競馬が好きなんだと(賭けないけど)再確認した一冊。新人解説者の苦労を描いた杉本清。自らの人生、境遇、母親に競馬を絡めた、寺山修司の名随筆は掛け値なしによかった。ほかにも原田泰子 マティリアルの悲劇、石川喬二 テンポイントの見た夢、夢の中で強いオグリが等がドラマチックで感情を動かされた。

v&b

読み止し。古井由吉まで。競馬それなりに見ているからか、読みやすい。山口瞳から再開予定。(2019.3.23) 駆け足ながらも読了。最後らへんで、編んだのが高橋源一郎だったことに気づく。あとでメモ。

2019/05/02

勝浩1958

「人は聖なるものに永遠を見、そして俗なるものに瞬間を見続けてきた。」競馬はまさにこれである。 馬のその限りない美しさに畏敬さえ抱き、競馬ではゴール前で一攫千金を夢見るのである。

2011/03/04

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