ばら色の人生
ばら色の人生 / 感想・レビュー
のり お
やってみたい台本。
2013/02/26
ケンサク
鷺沢萠さんにとって最初で最後の戯曲集。コミカルな展開の中に、生涯のテーマだった「家族」と「在日韓国人問題」をスルリと練り込むのはさすが。演出家の方との共同作業で作り上げたそうで、戯曲としてもしっかりしていた。個人的に鷺沢さんの“ダメ人間の描き方”が好きで、「ダメだけど、実はいい人」にするのではなく、「ダメの中にいい部分を内包している」のがいいなと。ひとたらしを描くのが上手いなと思った。自分自身が「血の繋がりはそれほど関係ない」と思うようになったのは、鷺沢さんの影響だったんだなと今さらながら気が付きました。
2012/07/28
ガミ
大変わかりやすい脚本で、好きなもののひとつです。ただし、上演できないのが残念…。
2007/08/12
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