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明日は舞踏会 (叢書メラヴィリア 4)

明日は舞踏会 (叢書メラヴィリア 4)

明日は舞踏会 (叢書メラヴィリア 4)

作家
鹿島茂
出版社
作品社
発売日
1997-03-01
ISBN
9784878937545
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明日は舞踏会 (叢書メラヴィリア 4) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

大学の講義で「限られた金額で当時のフランスの生活をして体験談を書くこと」という素敵な課題を出した。貯金してお金はそのままの人もいれば賭博ですってしまったという人もいた。その際「舞踏会でダンス経験」がかなり共通要素としてあった事を契機に『馬車を買いたい!』女性版を出そうと思ったそうだ。男性は馬車、女性はドレスに装飾品にお金をかけるのがステータス。フローベールの『ボヴァリー夫人』バルザックの『二人の若妻の手記』『ゴリオ爺さん』が登場。『人間喜劇』のバルザック、ただのシンデレラストーリーで終わらないのはお約束。

2023/09/15

野の花

舞踏会のドレスのイラストがカラーでたくさん入ってる。見ているだけで楽しくなる。舞踏会デビューのための衣装作りから振る舞いまで丁寧に説明されている。当時の貴族の生活ぶりがよくわかる。チュイルリ公園がデートスポットでシャンゼリゼはランデブーの場所だって!中で紹介されている「ボヴァリー夫人」や「ゴリオ爺さん」など読みたくなった。

2019/04/29

ののまる

『馬車が買いたい』の女性バージョン。おもしろい。ボヴァリー夫人をもう一回読みたくなる。

2014/06/09

Mana

少し大判でカラーなので綺麗な絵が楽しめる。パリモードの歴史は文字ばかりだったけどこっちは絵が多い。こっちの方が見てて楽しい。

2012/04/04

かるた

こんなに恋愛のことばかり考えてる生活なんて大変だなと思った。すごいなフランス人。舞踏会とか観劇のときだけにお相手を捕まえてるのかと思ったら、昼から散歩したり馬車のったりずーーっと見る、見られる視線に晒され続けて捕まえてるんですね。自分だったら途中であーもう嫌!馬鹿馬鹿しい!修道院で引きこもりたい!って投げ出したくなりそう。

2020/04/19

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