日本の名随筆 (別巻64) 怪談
日本の名随筆 (別巻64) 怪談 / 感想・レビュー
Foufou
思いのほか読了に時間がかかってしまった。こうしたアンソロジーはすべての書き物がこちらと文体や理路の付け方の波長が合うとは限らないため、時として苦戦する。しかし読み終えて振り返ってみればどれも他愛もないような話ばかり。これが怪談、あるいは怪談考の醍醐味なのかもしれない。水木しげるの話は後々印象深い。とはいえ怪異は、やはり因果のあるものよりは、わけわからんという、どこかユーモラスなほうがよろしいようである。おおらかな怖さ、とでもいいますか。ただ、それだと文字数は稼げない。
2023/10/26
屋根裏の散歩者
怪談師匠から下賜された本。いろんな作家さんが怪談について書いた随筆を集めているもので、一人一人の話は短いので読みやすいかなと思ったが、実際はその反対で、ものすごく読みづらかった…。それ故に誘眠効果バツグンで、全然進まなくて読み終わるまでに1ヶ月以上かかってしまったwww作家さんによって話の内容も様々で、本人の体験談、人から聞いた話、自分なりの幽霊の解説だったり、なかにはユーレイなんて信じない、なんて人もいたwwwじゃあなんでこの依頼受けたのwww一番泉鏡花のが面白かったかな、ものすごく読みづらかったけど。
2018/05/08
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