続「スポーツ解体新書」
続「スポーツ解体新書」 / 感想・レビュー
新平
著者は1999年刊の「スポーツとは何か」の中でスポーツと体育の違いを述べており、自分にスポーツ観というものがあるとしたら、その形成はこの本に多くをおっている。今回のコロナと政治と五輪とスポーツの関係を頭の中で整理しようと著者の2010年刊と2020年刊の2冊を手に取ってみた。2010年刊の本書は09年の16年東京五輪招致失敗の顛末が書かれている。五輪への言及の中で「オリンピック大会で行われる競技は紛れもないスポーツそのものだがオリンピックは政治そのもの」とあった。
2021/07/17
よし
スポーツに関する”トリビア”をいくつか知った。「野球は静のスポーツ、サッカーは動の。と評したのは長嶋茂雄だった。・・観客が常に存在するか否か。の違い。・・常に見つめられているか否か。・・」「なぜfootball(足蹴)をサッカーと言うか?・・19世紀英国でassociatin footballとしてルールが整備され、世界に広がった。そのassoc⇨assocer⇨ soccerとなった。」「バレーボールはバレーでなく、volley ・・テニスのボレー(ノーバウンドで打つ)・・発音の聞き違い。」・・等々。
2014/08/03
感想・レビューをもっと見る