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家事の社会学

家事の社会学

家事の社会学

作家
アン・オークレー
佐藤 和枝
渡辺潤
出版社
松籟社
発売日
1980-07-01
ISBN
9784879840103
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家事の社会学 / 感想・レビュー

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魔魔男爵

ロンドン大学院の博士論文として1971年に40名の主婦にインタビュー調査した家事意識の研究本。米のウーマンリブ運動が英に上陸する直前で、女が外で働き男が家事に責任を持つ夫婦はありえないと、40名全員が古臭い認識で白けた。後数年遅くインタビューしてたらもっと面白い文言が集まったとおもうと、まことに惜しい。女を奴隷化した洗脳教育の結果を実証してる古臭い本。私は○○です。という文を10作れという質問に、1、私は主婦です。2、私は立派な主婦です。3、もう思いつきません。などいうパターンが多くて恐怖した。この本なら

2017/11/03

みか

ほとんどの主婦たちが家事労働を望んでいないにも関わらず、なぜその意思に反して従事し続けているのでしょうか。家事労働に不満を持ちながらも、「主婦」役割にはほとんど違和感を感じず、むしろ志向していることに、彼女たちが抱える問題の根深さがあるのです。抑圧の構造を変えるためには、このイデオロギーを変革すること、すなわち女性たち自身が抑圧を内面化していることを理解することが重要なのでしょう。

2006/12/15

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