星界からの報告 (りぶるどるしおる 21)
星界からの報告 (りぶるどるしおる 21) / 感想・レビュー
belle
星のことを考え続けているうちに、現実遊離を心配して次に建築について考えた。考えて本にした人は池澤夏樹。今は冬で夜空には月は輝き、星は光る。星界の部では竹取物語、宮沢賢治、ポーらが登場。後半の部ではSF小説を引き合いに語る。文学と科学の道行。日暮れ後の帰り道や夜更けのベランダから何かと空を見上げているが、空気は冷えて静まり天の音が聞こえそうだ。初版は1995年。時は流れたが、書肆山田の美しい本です。
2019/01/25
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