裸のメモ
裸のメモ / 感想・レビュー
gu
すごい。何が書いてあるのかさっぱりわからない。たとえば目で音を感じるみたいな、感覚を普通と違うやり方で動かして読んでみるなんてことを思う。文学者たちの名前が繰り返し現れるが、吉増剛造は彼らの文章をどう読んだのだろう。どんな読書からこんな言葉が出てくるのか。
2015/06/11
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あまり気分が良くないときに読んだせいかそれほどおもしろく感じなかった。近年の吉増剛造の詩は失敗しないようにできている気がする。
2018/10/03
メルセ・ひすい
15-126 本能は、たとえようもなく麗しい沈 黙なのではなくッて、常世の波ガ、ときおり、(聞こえない、……)咳をする(「裸のメモ」より) 時の深淵に臨んで言葉を紡いだ詩集。★仮縫いノ、女神ノ、山姥、、―畳もお薦ハ、敷布になっちマった、敷布ハ、真紅の舟、…琥珀色した、篷船 灰色ノノ、棘々の、海星ノ、、ピッ!チェッピッ!・・・寒河江が)のその姿だったのかも知れなかった、、ピッ!チェッピッ!本能は、たとえよえもなく麗しい沈 黙なのではなくッて、常世の波ガ、ときおり、咳をする、…
2012/02/01
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