ボディ・サイレント: 病いと障害の人類学 (SS海外ノンフィクション 2)
ボディ・サイレント: 病いと障害の人類学 (SS海外ノンフィクション 2) / 感想・レビュー
コーキ
自身を蝕む病と向き合った報告書。あらゆる地位・肩書きが消えて「病人」となった彼は、時に孤立感・隔絶感から自殺を考える。そこに周囲との、妻ヨランダとの、そして自分自身との新しい関係性が生まれていく。「生きていていいのか」。ーー究極の問いに押し潰されそうになりながら、だんだんと答えを見つけていく。生老病死と戦った、素晴らしい良書。
2018/07/09
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