杜子春
杜子春 / 感想・レビュー
たまきら
娘さん、杜子春デビュー。母も久々に芥川節を読みました。いや、声に出すのは初めてかも。「お母さん」をお母さんが読むのは少し照れ臭いものですねえ…。
2023/06/09
ntahima
日本語授業の音読教材。前に読んだのはいつの頃だろうか。学生の反応は「杜子春の人生を弄ぶ鉄冠子仙人が嫌い!」、「最後に田舎の小さな家を貰ってもしかたがない!!」等など。確かに、そう言われればそうだね。(笑)個人的には一面桃の花咲く泰山の麓にある一軒家と畑のイラストが気に入った。インターネットと酒があれば晴読雨読の日々も悪くないと思うと答えておいた。『水準別 日本語 多読 ライブラリー 杜子春』より
2010/07/25
ヒラP@ehon.gohon
莫大な富を、杜子春はどうして活かせないのか、厳しい試練のなかで、どうしてそこまで耐えられたのか、どちらも極めて人間的ではないと思うのですが、最後には人間らしく生きたいと悟る杜子春に考えさせられました。とても哲学的なテイストです。
2020/12/06
myunclek
小さい頃感激した思いが忘れられずにいました。新たに読むと、恐ろしげな地獄の様子や愛情溢れた親の気持ちに心が揺さぶられたんだろうなって冷静に思えます。そんな子供の頃の一途な思いが懐かしくあると共に、すっかり大人の目になってしまった自分に幻滅^_^
2014/12/05
あおい
子供の頃テレビで見たのか本で読んだのか杜子春もう少し我慢すれば仙人になれたのに残念だと思ってた。今改めて読むと杜子春はダメな奴だけど最後は人の心を失わなかった。親の愛、子供の愛を深く感じる良い話だと思う。
2015/05/28
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