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びあんか 決定版: 水原紫苑歌集

びあんか 決定版: 水原紫苑歌集

びあんか 決定版: 水原紫苑歌集

作家
水原紫苑
出版社
深夜叢書社
発売日
2014-12-01
ISBN
9784880324180
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びあんか 決定版: 水原紫苑歌集 / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

#水原紫苑 #短歌 #現代女性歌人展 水槽の魚運ばるるしづけさを車中におもへばたれも裸体なり ひえびえと四肢痛む春庭先の古井戸きよき水出だすなり 汚名また美しきかな江青はいかなるひびきの河にありしや 偽りはにんげんにこそ無きものか雨夜(うや)の桜桃消え失せにけり 春雨を厭ひて土間に眠りゐる犬のかたちに濡れて犬消ゆ 死者たちは方舟に乗りてゆくものか彼岸の入りに雨降りしきる

2016/07/21

桜井夕也

「『びあんか』を出したら死のうと思いつめていて、その理由は忘れてしまったが、それくらい自分と歌を信じられたのである。」(『水原紫苑歌集 びあんか|うたうら 【決定版】』栞より)

2014/12/20

Waka

現代短歌のなかでは読みやすく、読み応えがあった。1箇所文法ミスが見えたが、基本的にこの方の作風は好ましい。教養のないほかの歌人の歌集と違って、まず手に取る気になったので。

2019/07/14

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