対談 ──戦後・文学・現在
対談 ──戦後・文学・現在 / 感想・レビュー
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IT社会におけるリテラシーとは、情報を引き出すだけでなく、自分が手にした情報は「氷山の一角」であることを感じ取るセンスらしい。言い換えれば、自分に「何が見えていないか」を考える習慣をつける。思考を手近な範囲で完結したくなってしまう今、当たり前のようで難しいことである。自分は、やはり「体験」が鍵になってくると思う。どれだけ知識や能力がコモディティ化しても、自分が身を持って学んだことは誰にも奪えないはずだから。
2018/05/01
v&b
『人類が永遠に続くのではないとしたら』『身体の文学史』『定本見田宗介著作集1』「現代社会はどこに向かうか」(「軸の時代1・2」)『気流の鳴る音』『宮沢賢治存在祭り』◎『存在の耐えられない軽さ』吉本「戦後世代の政治思想」(『中央公論』1960.1)「森が賑わう前に」(『新潮』2012.5)ジード、リスト『経済学説史』『日本の橋』 吉本の存在倫理と911、よりおおきな悪が登場したときの遇し方
2018/04/24
hf
代休の日の朝6:18頃に。養老孟司の名前で検索して、この本に対談(2010.2『身体の文学史』新潮選書の巻末の)が含まれていたので読んでみた。そこで加藤は吉本『アフリカ的…』、江藤淳『近代以前』を想起。湯川秀樹の上田正昭らとの座談での質問”712年,古事記、720年,日本書紀と続けざまに編纂されたのはなぜか?”後半は見田宗介と吉本隆明との対談。”私の目からすると1990年代半ば以降の見田さんの仕事『現代社会の理論』と吉本さんの仕事『アフリカ的段階について 史観の拡張』には明らかな並行関係がある”377
2024/01/17
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