学問のツバサ 13歳からの大学授業 (桐光学園特別授業2)
学問のツバサ 13歳からの大学授業 (桐光学園特別授業2) / 感想・レビュー
いずむ
「なぜ勉強が必要なのか、将来何の役に立つのか?」その問いに、オトナたちは何と応えるだろうか。ボクは、こう応える。「何の役に立つか。その問い自体を考えるため、”アタマ”の使い方をマスタするために、ボクらは勉強する。使い方をマスタすれば、”活かし方”が見えてくる」。意味や目的、計画がタイトに求められる現代。それもまた大切だとは思う。けれどもう少し、”結果”が与えてくれるものに学ぶ余裕が、この社会にあればいいな、と思う。ケガをすると危ないからと遊具を撤去しては、子どもは痛みも、ケガをしない遊び方も、学べない。
2014/11/01
きざはし
神奈川県にある桐光学園で行われたオムニバス講義の書籍化第二弾。講師は各分野で名立たる研究者ばかり。桐光学園の生徒達はとても恵まれてますね。自分の中学・高校時代にもこんな機会がほしかった。
2010/09/02
fukura
今、私が読んでも刺激を受ける本。
2009/11/09
ひだりかわ
永井均、野矢茂樹という好きな哲学者が含まれていたので興味を持ち、読んでみた。多岐にわたるいろいろな学問のトピックスを、一線で活躍する研究者たちが語っているので、今現在どういうことが問題とされ、研究されているのかわかって非常に興味深い。自分があまり知らないような分野の話では、全く想像しなかったような問いのたて方をしているものもあって新鮮。特に、自由とは何かという話や、進化とは何かという話など、人間観に関するものが面白かった。今回出会った自分が知らなかった問題についてもっと調べてみれば、視野を広げられるかな。
2011/02/24
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