ザ・マネ-: 世界を動かす“お金”の魔力
ザ・マネ-: 世界を動かす“お金”の魔力 / 感想・レビュー
KAZOO
この著者の作品は昔からかなり読んでいます。ヨーロッパ共同体の内実を描いた「ヨーロッパの解剖」、あるいは石油メジャーの生態を描いた「セブン・シスターズ」など分析力はすばらしいものがあります。この本は1990年に出版されたものですが、題名からわかるように世界の通貨事情あるいは金儲けの状況がどのようなものかをドキュメンタリ的にレポートされています。中国や華僑の動向もかなり詳細に分析して読ませてくれます。
2016/02/15
しゅう
☆☆☆ 80年代の人間とお金についての本。第一章の「拝金教」という宗教に擬するところや各国やバブル期の日本など、面白く読めた。お金の流動性が大きく早くなるほど格差が生じていくことがわかる。最終章で「環境」との問題はいまも解決されていない。
2015/01/11
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