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ポジオリ教授の事件簿

ポジオリ教授の事件簿

ポジオリ教授の事件簿

作家
T.S. ストリブリング
倉阪鬼一郎
出版社
翔泳社
発売日
1999-08-01
ISBN
9784881357361
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ポジオリ教授の事件簿 / 感想・レビュー

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雪紫

あの「ベナレスへの道」もなんのその、クイーンのラブコールで普通に現れたポジオリ教授。だが、彼とその活躍を小説にしてる友人「私」を待ち受けてるのは、ブラックジョークと言っても過言じゃない事件の数々で・・・そりゃクラニー影響受けて上小野田警部シリーズ書くよね。と改めて納得感が凄いんだけど(後意外と社会派)。好みは「警察署長の秘密」「ジャラッキ伯爵」二部作「八十一番目の標石」「真昼の冒険」「ポジオリと逃亡者」「電話漁師」かな。・・・ミステリかブラックジョークのどちらなのかは、内緒で。

2023/06/27

ホームズ

法律の罰しえない完全犯罪をえがいた「ジャラッキ伯爵、釣りに行く」「ジャラッキ伯爵への手紙」、異常に低い検挙率にも関わらず盗まれた金は全て持ち主に戻ってくる「警察署長の秘密」。 何の説明も無くしれっとポジオリ教授復活。面白かった😃

2023/05/15

ネムル

まあ色々あったわりには、何事もなかったの如く続くポジオリ教授シリーズ。今作の舞台はメキシコ。「八十一番目の標石」はミステリがあちら側に突き抜けてしまう問題作だが、なんかベナレスと比べてしまうな。むしろ政治への辛辣なコメントがささる、社会派系の作品のがよかった。

2021/05/15

tara

ポジオリもの作品集の3冊目。皮肉を効かせた作品揃い。ワトスン役を得たポジオリが未だかつてなく名探偵然としているのが印象的。ともすれば“こじつけ”に感じられてしまう“心理的証拠”に説得力が伴った比較的スタンダードな探偵譚「個人広告の秘密」が好み。

2016/07/08

いちはじめ

エラリイ・クイーンの要請によって復活した第三期の短篇のうち11編を収録。最大の問題作は「八十一番目の標石」だろうが、個人的には「塗りかけの家」あたりがけっこう好きかな

1999/09/07

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