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ドイル傑作選 1 ミステリー篇

ドイル傑作選 1 ミステリー篇

ドイル傑作選 1 ミステリー篇

作家
アーサー・コナン・ドイル
北原尚彦
西崎憲
出版社
翔泳社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784881357385
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ドイル傑作選 1 ミステリー篇 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

「ワトソンの推理法修業」では、ワトソンがホームズのお株を奪って、「君が今何を考えているか」を観察結果によってぴしぴし言い当てていく。ところが結果は惨敗。同じ事をやっているのに、なぜワトソンだけが?」とやや理不尽な気がするが、見方を変えると、ホームズの推理法が「たまたま当ったから名推理になっただけで、実は結構アバウトなもの」という証明にもなっている。こんな内容、他人が書けばシャーロッキアンも黙ってないだろうけど、他ならぬドイルが書いたのだから、文句は言えない。

2006/04/24

氷沼

再読した際にコメントします。

ext3

ホームズ以外のドイル短篇作品集。後に創元推理文庫あたりで出てる

2000/11/10

takeakisky

外典寄り道二本目。前半は、そのホームズもの。キャラクタの確立されたコンビを使った本人による二次創作。戯曲二本はサービスが多く愉しい。特別な掌篇二篇には、なかなかな愛がある。そしてもう二篇は、この間読んだばかり。どれものびのびしたおおらかさがあって愉しい。後半は、実は後半がぐっと愉しいのだけれど、ノンシリーズもの。緊張、圧力、恐怖、割り切れなさ。上手の手から語られるストーリーは、無駄なく、理解しやすく、なのに残る説明のできない一抹のしこり。お終い二つは、ボクシングに、ユーモア譚。解説もよい。

2023/09/14

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