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アマモの森はなぜ消えた? (そうえんしゃ・写真のえほん 6)

アマモの森はなぜ消えた? (そうえんしゃ・写真のえほん 6)

アマモの森はなぜ消えた? (そうえんしゃ・写真のえほん 6)

作家
山崎洋子
海をつくる会
出版社
そうえん社
発売日
2008-05-01
ISBN
9784882643258
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アマモの森はなぜ消えた? (そうえんしゃ・写真のえほん 6) / 感想・レビュー

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Kawai Hideki

タイトルは「なぜ消えた?」だが、それに対する明確な回答を与えたり、犯人探しを行うのではなく、消えたアマモを海に取り戻すために活動している人々のお話。アマモは、海草の一種で、魚の住む場所や綺麗な酸素を提供してくれる。だから、アマモがない海は砂漠と同じ。まだアマモが残っている海で、アマモの種子を採集し、苗にして植えていく。浅い海なので、小学生でもその活動に参加できる。アマモが戻ると魚たちも帰ってくる。ところが、赤潮の発生でアマモが全滅することも。それでもまた、アマモを植え続ける。美しい海を取り戻すために。

2017/03/20

おはなし会 芽ぶっく 

海の森林アマモ。今日本の海からアマモが減っているそうです。水をきれいにしてくれるアマモが減ったのは…。

2023/04/03

遠い日

アマモは海草。タネをつける被子植物。栄養豊かで、光合成により酸素を出すので海水をきれいにすることができる。ジュゴンなども大好きな海草だ。このアマモが海底に生えているということが、海のきれいさの一つの判断基準となる。魚たちが卵を産み付け、アマモの間で身を守りながら育っていく。消え果てたアマモをタネから育て、苗を作って海に植え付ける運動がここに紹介されている。赤潮にやられて失敗してもまた、根気よく取り組む姿勢に感動を覚える。本当の海を取り戻すため、不断の努力が実を結んだようすが印象的。

2017/07/04

poppo

図書館で4歳児が手にとってきた写真絵本。日本の沿岸からアマモ場が減り、魚などの生き物が少なくなってしまったことと、アマモを移植再生して海の生き物たちが戻ってきたという神奈川県の活動が描かれている。写真を見るだけで内容がよく分かるし、子どもたちがアマモを植える活動に参加している姿もあり、子供にも親近感が湧いたよう。何度も読んで、巻末の親子当てクイズも喜んでいました。

2015/06/14

motoryou

勤務する石巻市雄勝町でも「アマモ再生プロジェクト」が行われています。小さな種を植えていく作業と経過を観察する活動。「アマモのない海はさばくみたいなもんさ。」昔は、足にからまって仕方がないくらい、アマモが繁茂していたそうです。海が豊かな姿を取り戻しますように。

2020/04/23

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