ジャンピンライブ!!!―オンザストリート (ホップステップキッズ!)

tan

　児童書なのでさらっと、あっという間に読めました。行動や考え方が大人びていて、設定が小学生というのには少しムリがあり、読者として同世代の子供たちからは共感できないだろうし、出てくる曲も今の小学生が生まれる前の古さだと思うから、親世代が読んで熱くなる話といった感じですね。ちょっと中途半端感がいなめませんでした。

2014/02/17

河野孝之

最初の主人公の境遇設定と行動に驚かされた。音楽ものの作品は多く読んでいるが、ちょっと毛色が変わっているかなと思わされた。物語展開はまっとうな線に落ち着いていて、ほっとしたというか残念だったというかアンビバレンツな心持で読み終わった。音楽ものを読んでいていつも思うのだが、歌詞を文字として読むとあまりせまってこない気がする。それは今回も感じた。電子書籍になれば、音楽も流すことができるだろうが、それでは文学ではなくなる。悩ましい問題だ。ちなみに何も書かれていないが、これはシリーズの第1巻なのだろうか？

2013/09/17

tamago

物語の設定や内容は高学年向き。しかし、内容がよくある感じなのでさらっと読める。主人公の男の子の小学生離れしている行動に違和感あり。(何も言われてないのに先にタクシー拾ったり、変に社会人っぽい)話の展開もいろんなものを一気に詰めている感じだし、いまいち。

2013/11/15

まなれん

（図書館）

2013/09/28

てるあき

両親の離婚で小６レイは、一人でアパート暮らし。父は漁船乗組員に採用され、しばらく帰って来ない。家賃や光熱水費を払うために節約し、パチンコ店のレバーに忘れていった硬貨を集めて支払額を貯める。パチンコ店でケンさんに助けられ、ギターで飯を食う大変さを学ぶ。リンと一緒にストリートライブを成功させ、中学生のバンドグループへの道が見えてきた。片親世帯や、アルバイトで生活する親子が増えている。子供たちに夢をもって生きることを伝えたい。となりのおじさんでも先生でも、周りの人間に恵まれることを願う。

2015/10/29