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裸足の夏 (ビーボーイノベルズ 80)

裸足の夏 (ビーボーイノベルズ 80)

裸足の夏 (ビーボーイノベルズ 80)

作家
菅野彰
今市子
出版社
ビブロス
発売日
1997-01-01
ISBN
9784882715955
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裸足の夏 (ビーボーイノベルズ 80) / 感想・レビュー

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珂音

微妙に古そうな時代設定の表題作。盧溝橋事件ていつでしたっけ?確か戦前。そんな時代の地方の素封家の長男は幼馴染の蔵人、厳格な父と兄を慕うやんちゃな弟の間で居場所もなく未来もなく希望もなくただ生きてる。人間関係は横溝正史並みにドロドロしてるけど描ききれてない? この結末で誰か幸せになったんだろうか

2012/04/19

まちこ

表題作の主人公(受)になんだかイライラしてしまいました。こんな小さい弟までもが受けを守ろうとしているのに、受け自身がすべてを諦めてしまっているようで。主人公の絶望に共感できなかったのが原因かもしれない。・・・若い♂なんだから、もうちょっと闘え!諦観に支配されるな!と説教したい気分です。・・・いろいろ事情はあるんだろうけど、やってることはニートだし・・・。こういうのに素直に共感できなくなった自分はずいぶんと図太くなったんだなぁ・・・。『手紙』と今市子さんのイラストは良かったです。

2009/07/06

Book-Go

こんな初期のころから、愛することに不器用で生きることに不器用な人間を書いていたのかと、なんだかもう感心してしまった。素材だけ変えて、繰り返し繰り返し同じことを描いている作家なんだな、と思った。この人はいつまでここにいるんだろう?それとももうここにはいないから、小説の新刊が出ないんだろうか。

2009/05/14

soundsea

なんだろう……なにかとても若いなあとおもった。なんかこういろいろが。というか後日譚ないのこれ

2011/03/28

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