KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ふうちゃんの詩: 金子みすゞ南京玉より

ふうちゃんの詩: 金子みすゞ南京玉より

ふうちゃんの詩: 金子みすゞ南京玉より

作家
金子みすゞ
上村ふさえ
上野紀子
出版社
ジュラ出版局
発売日
1995-12-01
ISBN
9784882840565
amazonで購入する Kindle版を購入する

ふうちゃんの詩: 金子みすゞ南京玉より / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

サク

自分の命があとわずかだと知ったとき、私達なら愛する家族に何を伝えたいと考えるか。26歳という若さでこの世を去った金子みすずの命の叫び声がきこえる。自らの死を自覚し、夫の反対を押し切って、幼い娘『ふさえ』の言葉を書き取った言葉一つ一つのこの詩は、読む者の心をうつ。何かを残したい。私の胸に刻みたいという強い願いが伝わる。詩の言葉は子供の何気ない言葉。今日も生きたい。娘の言葉は金子みすずに『生きる力』を与えたに違いない。少しでも時を共にしたい。この絵本から『愛している』という言葉が伝わる。

2015/04/27

雨巫女。

《図書館-上野紀子追悼コーナー》金子みすゞさんが、娘との日々の詩がいい。上野紀子の絵もいい。

2019/04/02

チョコミント

金子みすゞ詩が好きなので、読んでみました。ふぅちゃんの言葉には、色々な感性が詰まっていて、色のところは、すごいと思う。詩を読み返したくなります。

2014/12/27

まー

金子みすゞについて調べていて、レファレンスした1冊。背景を知って読むと一層心に響く。みすゞが綴る言葉だからなのか、母が綴る言葉だからなのか、ふうちゃんの言葉の記録が愛に溢れているのを感じる。

2024/02/22

あき☆ブラック・ベア

これはいい!お母ちゃんは泣いてしまう。うちの子もこんな小さなかわいい言葉をいくつも生み出して大きくなったんだよな。こんなに優しくこんなにしっかり書き留めたのか。凄いな。まなびライブラリーで、他の絵本に比べてびっくりするほど借りられてないけど、母の目から見た娘の愛しさがあふれている。

2020/03/09

感想・レビューをもっと見る