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てのひら詩集 (1)

てのひら詩集 (1)

てのひら詩集 (1)

作家
金子みすゞ
いもとようこ
出版社
ジュラ出版局
発売日
2003-04-11
ISBN
9784882842736
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てのひら詩集 (1) / 感想・レビュー

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東谷くまみ

高校時代、頭をガツンと殴られたかの様に衝撃的だったのは石垣りん「しじみ」と金子みすず「大漁」。石垣りんの凛とした口調とはまた違い、金子みすずの柔らかで耳に馴染むリズミカルな口調は訴えてくる内容と相反していて、胸に深く刺さり忘れられなかった。私達が見ていないものを見つめそこに命を吹き込み、読む人をほんのり笑顔にし、何故か目頭が熱くなる…そんな詩を集めた小さな絵本。その中でも「大漁」は喜びの裏の悲しみをたった数行で気づかせてくれる詩。寂しい作品が多いがいもとようこさんの絵に包まれ温かく、何度も読み返した。

2020/02/04

emi*

BOOKOFFの絵本コーナーで105円のシールが。思わず手にとりました。みすゞさんの物悲しいながらも、優しい詩に、いもとようこさんの挿絵がとても合っています。

2013/08/04

おはなし会 芽ぶっく 

18日予定の5年生のブックトーク授業で、担任から3学期に勉強する金子みすゞさんの本も入れて欲しいということで選本。15編の詩。『 こころ / 露 / ばあやのお話 / 大漁 / 金魚 / 雀のかあさん / 土と草 / 草の名 / 犬 / 海へ / なまけ時計 / 昼の月 / 秋のおたより / トランプの女王 / 積もった雪 』

2020/12/16

Amy

大好きな金子みすゞの詩と大好きないもとようこの絵が夢のコラボ♡。゚.(*♡´◡` 人´◡` ♡*)゚♡ °この1巻は少しさみしげな詩が選ばれている気がする。こころ/露/ばあやのお話/大漁/雀のかあさん/犬/秋のおたより/積もった雪・・・とかがそうで「さみしいよ」といろいろな形で語りかけてくる。どんな小さな事象にも心を移しその身になって感じることのできる女性だったのに、さみしかったんだなと思った。と同時に自分にもその気持ちが投影されてるよう・・・

2013/08/22

Kyoko

きれいな描写、柔らかな言葉。金子みすゞってすごい。手元に置いておきたくなった。

2013/04/13

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