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空のかあさま〈下〉 (金子みすゞ童謡全集)

空のかあさま〈下〉 (金子みすゞ童謡全集)

空のかあさま〈下〉 (金子みすゞ童謡全集)

作家
金子みすゞ
矢崎 節夫
出版社
JULA出版局
発売日
2004-01-24
ISBN
9784882842859
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空のかあさま〈下〉 (金子みすゞ童謡全集) / 感想・レビュー

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双海(ふたみ)

どうやったらこんな詩が書けるのか・・・天性か。

2014/10/05

ほんどてん

金子みすゞ童謡全集第四巻目にあたります。印象的な一編「元日」は子ども心の表現が秀逸だと思いました。大人たちの忙しさの裏側で感じるあの寂しさのようなものが確かにありました。「積もった雪」では上の雪、下の雪、中の雪としてその気持ちが読まれています。解説には大正期当時の著名な詩人三氏(北原白秋、野口雨情、西条八十)の名前も出てきます。

2022/01/23

まるっちょ

箱一杯に詰められた甘い甘い金平糖、 きらきらと輝く銀の光。 愛しい。どれをとってもとても愛しい。 いわさきちひろの挿絵があればもっといい。 どちらも子供の世界を大事にしたアーティストだから。 もっともっと彼女のことを知りたい。そんな作品だった。

2015/12/21

笛の人

金子みすゞ童謡全集の第4巻です。今回もたくさん素敵な詩がありました。 「灰」では無邪気で純粋な親切心と、その親切の基準が正しいのかどうかといったことについて考えました。「椅子の上」は子どもらしい壮大な想像力(創造力)がいいなと思いました。この想像力が大人になるにつれて衰えてしまうのは、行動に意義や価値を求めてしまうからかな、などと考えました。「お嬢さん」は空想の中の私が少しだけ現実になってしまうような、不思議な気分が描かれており、幼い少女の成長の直前のような印象を持ちました。

2022/01/15

安藤スミス

これほどに子供のままでいられるだろうか。子供というのは無知で無邪気で無慈悲なのである。

2012/08/04

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