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詩人のための宇宙授業ー金子みすゞの詩をめぐる夜想的逍遥

詩人のための宇宙授業ー金子みすゞの詩をめぐる夜想的逍遥

詩人のための宇宙授業ー金子みすゞの詩をめぐる夜想的逍遥

作家
佐治 晴夫
金子みすゞ
みずうちさとみ
出版社
JULA出版局
発売日
2018-12-10
ISBN
9784882842972
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詩人のための宇宙授業ー金子みすゞの詩をめぐる夜想的逍遥 / 感想・レビュー

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チロル

家本初読。著者 佐治晴夫さん。彼も「金子みすゞ」に魅せられた1人。佐治さんは理学博士で、彼女の詩を理化学的?に解説しています。「星とたんぽぽ」「みえない星」は、似ているなぁ… と、改めて思いました。見えなくても、本当にそこにある¨星¨の存在。以前 読んだ小説『月の街 山の街』で、「輝きたいと願う(略)娘のために、さらに深い暗闇になってくれたのです」という一文を思い出したり。見えないものに目を向ける、彼女の視線が好きです💕 色んな彼女の詩に対しての目の付け方があるな… と思いました。十人十色、面白い☺️

2021/06/26

でんちゅう

友達から勧められた本です。図書館に置いてなくて、リクエストしたら、少し待ったけど用意してくれました。鳥取の図書館ネットワークは誠実です。この本は金子みすゞさんの詩に、佐治晴夫さん(理学博士)が解説を書いておられます。佐治さんの深い教養からにじみ出た、哲学、科学、宇宙、音楽等、あらゆる知識が折り重なって、名文が散らべられてます。本の紙質、挿絵、写真も美しく、なにかのプレゼントにするにも良さそうです。優しいようで難しい内容ですが、気に入ってくれる読者は多くおられるでしょう。

2019/07/09

わんにゃん

金子みすゞの作品はふんわり優しいのにぎっしりしてるから、味わうものが多すぎてなかなかページがめくれない。それにしても佐治先生の本はどれも勉強になって面白い。これは色んな人にオススメできるな。

2021/04/22

ユカルティステ

装丁が綺麗で中の文も楽しい。話にぜんぶついていけるほど賢くないけど、これをきっかけに自分の世界を広げたくなる。 見るにはとてもいい感じの縦長のサイズが、開いたり持つには不慣れでやりにくかった。 詩だけなら、この寸法でも良いのかも? 扱いにくさも含めてチャレンジングだという意味では評価できる。

2019/05/23

:>Luna

とても良かった。金子みすゞさんの詩はさることながら、それにまつわる佐治先生の知識や見解を一緒に読めるのが素敵。詩のチョイスも素晴らしい。また数年〜10数年後に読みたい本。

2024/04/27

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