KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

竜は眠る

竜は眠る

竜は眠る

作家
宮部みゆき
出版社
出版芸術社
発売日
1991-02-01
ISBN
9784882930303
amazonで購入する

竜は眠る / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

つるちゃん0719

他人の心が読める少年と台風の夜に偶然出会い関わっていく記者の高坂。最初のマンホールの事故から、真相を語る少年に惹き付けられていきます。心を読む少年の切なさがとても悲しかった。最後は少しハッピーエンドだったので読後は良いです。全体を通して意外な展開もあり読んで良かった作品でした。

2017/10/01

Ryuko

再読。宮部みゆきの代表作は?と問われれば「火車」と答えると思う。だけど、一番好きな作品は?となれば、長編ではこの作品だ。宮部みゆきの「デッド・ゾーン」。本家同様、哀しいながらも、すがすがしさも感じさせる結末だ。【このミス 1992年 4位】【第105回 直木賞候補】

2019/02/05

のんxxx

1月の課題図書。間に合ったー!久々の宮部さん。模倣犯ぶりかな。昔の作品なので時代を感じますね。声を出せない人とのコミュニケーション方法とかさ、今じゃ便利なモノがあるからここまで焦れったくないもんね。でもこのジレジレもいいんでしょう。はい、で、サイキック少年の物語。読んでいったらいつの間にかミステリーに変わってました。心を読めちゃうって辛そうですね。でも読んでみたくなる時があります。読まれちゃうのは困っちゃうな。あーんなことやこーんなことを常々考えているのでね。誘拐事件の真相は陳腐だなぁ。これも時代かな。

2024/01/30

a43

Iさんが今回貸してくださったのは宮部みゆきさんの単行本5冊ほど。重い!(重量がね)現代物の宮部みゆきさんは初でしたが、やはり面白くて一気読み。冒頭に決闘という字を見て、超能力、少年、決闘、でAKIRAみたいなのを想像したのですが、違った(笑)でも楽しめました。内容ではないのですが、袖振り合うも多少の縁になっていた気がしたのですが、誤植なのかなぁ。わたしも予測変換のことは、人のことを言える立場ではないけれど。

2016/09/10

徳浄さん

図書館本。久しぶりの宮部みゆき。2段になっているのは苦手だが、すぐに入り込んでしまった。台風の夜に知り合った少年には超能力があり、その能力が悩みの種。七恵さんのように能力が一つ無くなったせいでおこる不便もあれば、能力が一つ増えたからおこる不便もある。人間には誰にも龍が眠っていて、それを起こしたのが超能力者という村上元刑事の言葉にも納得できる。

2016/09/26

感想・レビューをもっと見る